農商工連携

SSDプロジェクトのJAS規格制度に基づく供給事業は、平成25年度の農商工連携事業の認定を受けており、国の支援を得て推進を図る事になります。

プロジェクトメンバーの球磨プレカット(株)を代表として、九州経済産業局および中小企業基盤整備機構九州を窓口として認定を受けています。

農商工連携とは?

名称未設定4「農林漁業者と商工業者等が通常の商取引関係を超えて協力し、お互いの強みを活かして売れる新商品・新サービスの開発、生産等を行い、需要の開拓を行うこと」です。

 これまで農林漁業者だけ、商工業等を営む中小企業者だけでは開発・生産することが難しかった商品・サービスを両者が協力し合うことで創り出し、市場で販売していくことで、売上げや利益の増加を目指そうとする取り組みのことです。

 

 

農商工連携を支援する法律

名称未設定5平成20年の7月21日に「農商工等連携促進法」が施行されました。この法律は、「農商工連携」に取り組もうとする方々の事業計画を国が認定し、認定された計画に基づいて事業を実施する方々を各種支援策でサポートするものです。

計画を申請するためには、農林漁業者、商工業等を営む中小企業者で、両者が連名で申請しなければなりません。

 

 

 

[熊本県] [2013年度 第2回認定]
新規製材法とJAS認証を活用した球磨産杉・桧製材品のブランド化事業

木造住宅建材用として産出される球磨地方の杉や桧を丸太熱処理と芯去り製材により、JAS認証製材(機械等級区分構造用製材)や羽柄材、化粧板等として供給することで杉・桧製材品のブランド化をはかる。

連携体

農林漁業者 九州横井林業(株)、湯前木材事業協同組合 (以上、林業)
中小企業者 球磨プレカット(株)(木材・木製品製造業)、(株)紅中 (建築材料、鉱物・金属材料等卸売業)
連携参加者 上球磨森林組合(林業)、熊本県林業研究指導所
サポート 熊本県中小企業団体中央会、(独)中小企業基盤整備機構 九州本部

連携の経緯

原木丸太熱処理(左)、芯去り製材による大径丸太の有効活用(右)原木丸太熱処理(左)、芯去り製材による大径丸太の有効活用(右)

優良な住宅の供給を通じて、住まい手に安全と豊かさを提供し、日本の林業の再生と地域経済の活性化を図ることを目的に、4社は平成20年から国産無垢材の品質表示推進や木材産地と消費地をつなぐビジネスモデルの構築などの推進により連携してきた。

連携に当たっての課題や工夫

JAS認証製材

JAS認証の構造用国産製材品は殆ど流通していない中で、JAS(機械等級区分製材)認証制度に基づく品質保証部材を供給する。しかも、梁桁における高強度化と商品全般に高意匠性能(節・干割れの少なさと木本来の美しい色艶)に優れ、かつ従来の乾燥製材品並みの価格での提供を目指して、丸太熱処理と芯去り製材に取組み、原木丸太の最大限の有効活用を行う。


連携による効果

農林漁業者 5年で1億2千万円の売上高増加、大径丸太の有効活用、球磨製材品のブランド化

品質にこだわった取り組みによるブランド化と大径丸太の有効活用することで、売上の増加が期待される。
中小企業者 5年で3億3千万円の売上高増加、高付加価値商品の開発。JAS認証材でしかも意匠性に優れた製材品を開発することにより、売上の増加と収益性の改善が期待される。

代表企業等の連絡先

企業等名:
球磨プレカット株式会社
所在地:
熊本県球磨郡湯前町53371
電話番号:
0966-43-2331
FAX番号:
0966-43-2333

認定日:2013年10月16日