2012.03.16 躯体工事:建て方 3 金物接合
当該建物には、有意であると判断できる場所に、金物接合工法を用いています。一般的には、無垢製材にはこの接合用金物は使用できませんが、グレーディング材である事を条件に、公的機関(熊本県林業研究指導所)で行った試験結果を根拠にして採用しています。主に、柱と桁の接合部分で使用しており、在来工法においては大入れ仕口がなされ、柱の断面欠損が問題視されている箇所です。

現場での接合金物の姿

梁桁材が接合された状態

金物はプレカット加工時にセットされて現場に搬入される